ゆっくり急げ

私の好きな言葉に”ゆっくり急げ”というのがあります。

外科医にとって常に心がけなければならない言葉だと思います。

当然、猛スピードで手術をすると術中の思いがけない合併症(出血や臓器損傷など)を引き起こします。あまりにゆっくり過ぎると手術のテンポが悪くなり助手や麻酔科の先生、看護師さんに迷惑がかかります。

この金言はカエサルの後継者で初代ローマ皇帝アウグストゥスが好んで使用していたそうです。

アウグストゥスは8月の英語、Augustの元になった人物でもあります。生まれたのは8月ではありません。9月です。亡くなったのが奇しくも8月です。

 

毛利元就の三男、小早川隆景も祐筆(代筆者、秘書)に

”急ぎの用件である。ゆっくり書け”と言っていたそうです。

焦らず、適度なテンポのある手術を心がけます。

 

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